メーカーと小売業をつなぐ「中間流通」
菓子卸売業が果たすべき役割は大きく分けて2つ、『商流』と『物流』です。『商流』は商品の売買よって商品の所有権移転や代金決済の流れを指し、『物流』は生産者から消費者に至るまでの商品の流れを指します。
菓子卸売業が小売業様とメーカ様の中間に位置することにより、お菓子の流通をスムーズにして、商品を効率的かつ安定的に供給しています。
菓子卸売業の機能
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- 需要調整
- 卸売業が適切な在庫を持ち、小売業様が必要な時期・必要な数量を納品することにより需要と供給のバランスを取っています。
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- 代金決済
- 小売業様から代金を回収し、メーカー様に支払うことで、双方の決済業務の負担を軽減し、同時に、メーカー様の代金回収におけるリスク軽減にも貢献しています。
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- 物流効率化
- 小売業様とメーカー様の物流業務を代行することで、双方の物流の効率化と負担を軽減しています。
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- 在庫管理
- いろいろなメーカー様の多種多様な商品を在庫することで、小売業様の倉庫の役割を担っています。
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- 情報伝達
- 卸売業には小売業様・メーカー様からさまざまな情報が入ります。その情報をもとに小売業様には、新製品・売れ筋・トレンド等の情報を、メーカー様には消費者様が必要としている情報を提供することで、新たな商品開発に繋げる提案を行います。
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- 売場提案
- 小売業様の商圏分析や季節・地域ごとの販売データ、商品情報などを提供したり、独自の棚割システムを使って売場提案することで消費者ニーズにマッチした売場づくりをサポートしています。
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- 卸売業が介在しない場合
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メーカー側には物流コストがかかり、小売業には業務的・人員的負担が大きくかかります。
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- 卸売業が介在する場合
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物流コスト・業務的・人員的負担が軽減されます。
このような機能を小売業様やメーカー様に提供することで、物流の効率化が実現し、物流コストが削減され、消費者により安価な商品を届けることが可能になっています。また、菓子卸売業だからこそ可能な情報提供、商品・企画提案や商品管理によって安全で美味しい”お菓子”を皆様にお届けしています。